それじゃ転職活動はうまくいかない!【つまづく5大要因と対処法伝授】

中堅君
長いこと転職活動してるけど全然うまく行かない。同期はすぐ転職できたのに何で僕はうまく行かないの?うまくいかない理由と対処法を知りたいな(T_T)。

たけ
結果が出ないと辛いですよね、お察しします。実はつまづく真の理由は5つだけなので本日ネタばれしちゃいます。対処法も併せてお伝えしますね。

 

本記事の内容
・転職活動がうまくいかない原因が分かる
・転職活動をうまく進めるコツが分かる
・転職活動は一人でできるほど甘くない
という内容であなたのお悩みにお答えします。

 

申し遅れました、たけと申します。本記事を書いている私は

  • 現在は半導体プロセスエンジニア
  • 34才、46才で2回の転職を経験
  • 前職では技術営業部の管理職を経験
  • 転職応募者、採用側面接官の両方の立場を経験

 

という経歴がございます。特に46才での転職は、昨年(2020年10月)の出来事でしたのでごく最近の転職において、転職活動につまづく理由とその解決法を経験者として熟知してます。

 

本日は転職活動がうまくいかない5大要因と私が解決した方法をお伝えしますので、現在転職活動に行き詰まっている方、これから転職活動をしたい方はぜひ参考にしてください。

 

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転職活動がうまくいかない原因とは?

転職活動がうまくいかない原因は

  • スキルの棚卸ができていない
  • 希望職種に必要なスキルがない
  • 応募企業や職種にこだわりすぎている
  • 職務経歴書の完成度が低すぎる
  • ミスマッチの転職エージェントを使っている

の5点です。では詳しくご説明をしていきますね。

 

スキルの棚卸ができていない

自分がもっているスキルを正しく・漏れなく棚卸できていないと、当然のことながら転職活動はうまくいきません。

 

なぜなら応募先に自分をアピールする時に

どんなスキルを持っていて
・応募先のどんな仕事でそのスキルを生かせるか

 

という応募先が一番知りたい大切な情報を正しく伝えられないからです。採用側してみれば、自分たちがピンポイントで欲しいと思っているスキルがなければ門前払いです。

 

たとえば私が2回目の転職時、採用側ではチーム統括が出来るのは勿論のこと、多少のビッグデータ整理と分析ができる人を望んでいたそうです。完全に後から知ったことですが。

 

私はスキルのアピールとして、これまでの経験から4種類程度のプログラム言語が使え、それらを駆使して膨大なデータの加工・整理・可視化を経験済と記載しておりました。面接でもそのスキルに好感を持ったそうです。

 

このように自分の持つスキルを正しく・漏れなく相手に伝えるためには、事前に精度の高いスキルの棚卸が必要になるのです。

 

希望職種に必要なスキルがない

採用側が望むスキルを持っていなければ、転職活動はうまくいかないですよね、当然。

 

採用側の募集で「〇〇のスキルのある方」という前提を書くケースが多いと思います。これは〇〇というスキルは「あるのが最低条件」であって、なければ「応募するな」と言っているのと同じことです。

 

私は製造業で働きたい方のキャリア相談も受けていますが、相談者の中に必要なスキルがないのに都合の良い解釈で次々に応募し、ことごとく書類で落とされている方がいました。

 

その方は半導体の「レイアウト設計者」なのですが、「仕様設計」や「論理設計」といった別の職種に応募し続けました。設計と名がつく業務だから、慣れればできるはずとの思い込みで。

 

採用側は「必要なスキルを持ち合わせた即戦力」を欲しがっているのであって、自分勝手に「これから勉強しま~す」と言っても聞いてもらえません。前提条件はまず必須です。

 

応募企業や職種にこだわりすぎている

最初から応募企業や職種にこだわりすぎると、転職活動はうまく進みません。

 

なぜなら、最初から「俺はこの会社しか応募しない!」「この職種で生きる!」なんて制限をかけてしまうと、応募できる求人自体が一気に減って転職成功の確率が著しく落ちるからです。

 

転職においては固執した考えは望ましくありません。転職で応募できる職種には限りがあり、あくまで採用側が”強者”であって”選別側”ですので、あなたのワガママを無理に通そうとすれば門前払いをくらうだけです。

 

自分の持っているスキルをしっかり把握し、職種は違えどスキルが生かせそうな求人に積極的に応募したり、大企業神話や偏ったイメージで会社を選ぶのは得策ではありません。

 

「挑戦回数と転職成功率は比例する」という考えで動きたいですね。

 

職務経歴書の完成度が低すぎる

職務経歴書の完成度が低いと転職活動はうまくいきません、当然ですよね。

 

なぜなら、職務経歴書は採用側が最初にあなたを知る書類です。もし完成度が低かったりアピール力のない粗末な経歴書なら、その時点で「熱意が無い」とみなされ落とされます

 

忙しい本業がある中で、疲れてるのに職務経歴書の完成度を上げる余裕がないことは良く分かります。過去の私もそうでしたが、その状態ではやはり結果を出せませんでした。

 

職務経歴書を企業の採用担当者が読んだ時にうちにピッタリの人材だ」「ぜひ会ってみたいと思わせる、完成度と訴求力の高い職務経歴書を最初に作ることは当然必須です。

 

ミスマッチの転職エージェントを選んでいる

自分とミスマッチの転職エージェントを選んでしまうと、転職活動はいまくいきません。なんだかんだ言って、結局のところこれが一番重要な気もします。

 

なぜならミスマッチの転職エージェントを選ぶと

・あなたの希望(企業、職種、業務内容)
・あなたの長所・短所
・あなたに向いた業界

 

といった転職の成否に関わる内容に認識ズレが出てしまうからです。ズレが出るだけならまだしも、エージェントがあなたの仕事を全く理解できない、という事態も多々あり得ます。

 

例えばあなたがエンジニアなのに、事務系出身で事務系しか転職サポートできないエージェントでは、あなたの仕事内容の価値も分からず、適正な応募先選定すらできません。

 

他には最近キャリア相談した方の例があります。転職エージェントが個人事業主に毛が生えた弱小事務所で、そもそも持ってる求人数が極めて少ないというデメリットもありました。

 

転職エージェントのミスマッチは死活問題ですので、本当に悔いが無いエージェントを選びたいときは迷わず下記を選んでください。私自身が全て使って検証しました。

 

転職活動をうまく進めるコツとは?

さきほどあげた「転職活動がうまくいかない原因」の具体的な対処法は・・・

  • 客観性の高いスキル棚卸を行う
  • 棚卸スキルと合致する求人に応募する
  • 職務経歴書の完成度を早く100%にする

の3点です。では詳しく述べます。

 

客観性の高いスキル棚卸を行う

自分のスキルを棚卸する際に、各スキルを誰が聞いても分かる汎用的なスキル名で整理することが非常に重要です。つまり客観的に自分のスキルを見極める必要があります。

 

キャリア相談をしているとご自分のスキルを、人に説明するための汎用的なスキルに置き換えられない方を散見します。せっかく実力があっても勿体ないですよ!

 

例えば「成果の好事例を他部門に周知&横展開しましたが、他部門のリーダーに説明しました」では、全然スキル名ではないですし、具体的な実績すら良く分かりません。

 

スキルや実績を客観的に説明するなら(〇が該当)

スキル実績

1.開発リーダーとして困難な仕事を完遂

2.新しい業務の進め方を導入&好事例として表彰される
3.他部門への周知&横展開を主導
4.開発全部門で新方式が採用される

こんな感じで、自分のスキルと実績をきちんと分けて考えてから汎用的なスキル名に焼き直す必要があります。「自力じゃできないし、正解が分かんない!」と聞こえてきそうですね(笑)。

 

そうです、ハッキリ言ってこの作業を自分だけでやるのはほぼ無理なんです。だからこそ転職エージェントと二人三脚で進める必要があるんです。詳しくは後述します。

 

棚卸スキルと合致する求人に応募する

自分の持っているスキルと合致した求人に応募することは、転職活動での大前提です。

 

なぜなら、スキルを生かせる求人で採用されれば、新しい仕事に慣れて活躍できる可能性が高いですし、小さな仕事の成功を積み上げることで職場でも信頼を勝ち取れるからです。

 

要は転職活動においては、”憧れ”や”思いつき”や”給料の良し悪し”だけで、スキルの無い不慣れな会社や職種に応募することは望ましくないという事です。当たり前ですよね。

 

20代後半~30代前半くらいでは、採用側が「ポテンシャル採用」を行い未経験者を採用することもありますが、結局のところ0から新人状態で始まるのでしばらくは活躍できません。

 

ですので、よっぽど新しいジャンルの仕事をたいとか、ポテンシャル採用企業が好きで好きでたまらないといった事情が無い限りは、自分の能力を最大限に生かす転職活動が吉です。

 

職務経歴書の完成度を早く100%にする

職務経歴書の完成度を上げることは転職成功への近道ですし、転職活動をスタートしたならまずは時間と手間をかけて職務経歴書の完成度を100%にしてください。

 

何故なら、先ほども述べたように採用企業が最初にあなたを知るのは職務経歴書です。完成度が低いということは、採用企業へのアピール力が低く勝負できないということです

 

ですので客観的な視点でのスキルの棚卸、これまでに上げた実績の整理、今後採用企業で生かせそうな経験等を見やすく、かつ訴求力高く綺麗にまとめることが何より優先されます。

 

これも棚卸と同じく、とても自分一人だけでブラッシュアップし完成度を上げることはできません。審査する側の視点で書類をチェックできる転職エージェントの手助けが必須になります。

 

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転職活動は一人でできるほど甘くない

これまでの話から

  • 転職活動は一人でできるほど簡単じゃない

ということご理解いただいたと思います。

 

ご自分のスキルを棚卸した時に、それを汎用的なスキル名に焼き直したり、応募先企業に通用するのかチェックしていただくためには転職エージェントの手助けが必要です。

 

また職務経歴書の完成度の向上や、面接の模擬訓練、応募先企業で本当に欲しい人材像の情報を仕入れる等の大切なサポートを得るためにも転職エージェントは必要なパートナーです。

 

間違いのない転職エージェントを選ぶなら是非次の記事を読んでください。私自身が使い、本当に有益だった転職エージェントだけを載せています。

 

まとめ

では本日の記事の内容をまとめます。

 

転職活動がうまくいかない原因は

  • スキルの棚卸ができていない
  • 希望職種に必要なスキルがない
  • 応募企業や職種にこだわりすぎている
  • 職務経歴書の完成度が低すぎる
  • ミスマッチの転職エージェントを使っている

の5点です。

 

転職活動をうまく進めるコツは

  • 客観性の高いスキル棚卸を行う
  • 棚卸スキルと合致する求人に応募する
  • 職務経歴書の完成度を早く100%にする

の3点です。

 

あとは転職活動を上手に進めるには、絶対に転職エージェントの手助けが必要です。質が高い、そしてミスマッチがない優秀なエージェントは下記で登録できますよ。
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